(株)秀建 編集部
サウナ付き別荘の選択肢|成功のポイントも解説
この記事では、サウナ付き別荘をつくる3つの方法について、それぞれのメリット・デメリットや基本的な考え方を詳しく解説します。
全国的なサウナブームは別荘にも波及し、多くのサウナ付き貸別荘や新築物件が登場しています。
しかし、別荘にただサウナを組み合わせれば良いわけではなく、どんな導入方法があるのか知り、適切な方法を選ぶことが大切です。
今回は、多くのサウナ施設づくりを手掛けてきた秀建が、サウナ製品の屋内設置、屋外設置、オーダーサウナの3つの方法について詳しく解説します。
コラムのポイント
- ・別荘へのサウナ設置はそれぞれメリット・デメリットがあり、コンセプトやターゲットユーザーに合わせて選ぶ必要があります。
- ・木材やストーブの耐久性が低いサウナを別荘に導入すると、故障やクレームの原因になるためクオリティも重要になります。
サウナ付き別荘の需要が高まっている
働き方改革の推進によりテレワークの普及が進み、ワーケーションや二拠点生活などをするための別荘需要が高まっています。さらに、全国的なサウナブームを受け、サウナ付き別荘に注目が集まっています。
サウナの本場であるフィンランドでは、個人がサウナ付きの別荘を所有しているのは珍しいことではありません。自然の中で余暇を過ごす別荘とサウナは相性が良く、日本でも注目を集めているのは自然な流れと言えるでしょう。
実際、人気の観光地・別荘地を中心にサウナ付きの貸別荘が増えています。しかし、連休やハイシーズンは需要が集中するため、人気のサウナ付き別荘は予約が取れない状況です。そこで、サウナ付き別荘を新築、もしくは購入する動きが活発化しているのです。
サウナを設置・併設することで別荘の魅力を高めることができれば、大きなビジネスチャンスにつながるかもしれません。
別荘にサウナを設置する方法は3種類
一口にサウナと言っても別荘への設置方法は、大きく分けると次の3パターンです。
- サウナ製品を室内に設置
- 屋外にサウナ小屋を設置
- 室内にオーダーサウナを設置
それぞれメリット・デメリットがあり、別荘のレイアウトや敷地に合わせて選ぶことが大切です。具体的な特徴を1つずつチェックしていきましょう。
また、別荘の魅力を高めるおすすめのサウナ製品も併せてご紹介します。
サウナ製品を室内に設置
既存のサウナ製品を室内に設置する方法は、比較的スタンダードな選択肢と言えるでしょう。
カタログやショールームで広さやクオリティを確認できるため、別荘の価格帯やコンセプトに合わせて選びやすいのがメリットです。サイズや設置方法も決まっているため、別荘への導入、施工計画も立てやすいでしょう。
また、室内のサウナはプライバシー性が高く、天候や外気温の影響を受けにくいのも特徴です。冬季の冷え込みが厳しい地域や、周囲の建物との距離が近い別荘に向いているでしょう。
ただし、室内設置用のサウナは床面積の確保が課題となり、圧迫感が出やすいのがデメリット。別荘に設置する場合、機能性はもちろん、ラグジュアリーなデザインや開放感のあるサウナ製品を選ぶことが重要です。
例えば、秀建が開発した「SAUNAGE(サウナージュ)」は、別荘への設置にピッタリなプライベートサウナです。
大きなガラス扉による開放感とゆったり横になれるベンチ形状は、余暇を過ごす別荘の魅力を高めます。また、フラット形状のベンチも選択でき、2人でのご利用にも対応可能。
機能面にもしっかりこだわり、オプションのボタン式ロウリュで本場フィンランド式のサウナ環境も楽しめます。Bluetoothスピーカーやアンプセット、調光式ライトなど、ワンランク上の時間を過ごせる工夫やオプションも。
別荘への設置計画や施工も秀建がしっかりサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
屋外に設置
バレルサウナ・ログサウナなど、別荘本体と切り離して屋外に設置するのも人気の高いサウナの導入方法です。
屋外サウナは敷地に余裕がある別荘なら設置ハードルが低く、クオリティを高めやすいのがメリットです。広いサウナ室や薪ストーブなど、本格的なサウナ環境をつくりやすいのも屋外設置の特徴。
また、屋内の床面積を圧迫しないため、居住性とサウナを両立しやすいのも別荘向きと言えるでしょう。
ただし、屋外サウナは天候や外気温、プライバシー性への配慮と対策が必要になります。屋外の外気浴スペースは雨の日や気温が低すぎる日は使いにくく、敷地外からの目線が気になるケースも。雨よけの屋根や視線を遮るフェンスなどの対策が必要になるかもしれません。
また、屋外設置のバレルサウナやログサウナは定期的なメンテナンスが必要になるため、品質が低い安価な製品を使うとクレームにつながる恐れもあります。例えば、外国産のローコストな木材でつくられたサウナは、短期間で屋根や外壁が劣化し雨漏りを起こすリスクがあります。
別荘に屋外サウナを導入する場合、日本の風土に適した国産材など品質の高い製品を選部ことが大切です。
例えば、秀建のLOGSAUNA(ログサウナ)は、国産のかが杉を使用した高品質な屋外サウナ製品です。日本の気候に適した高品質な木材を使うことで、塗装メンテナンスをしながら長く使えるサウナに仕上がっています。
丸ログ・角ログが選択できるため、別荘の外観に合わせたコーディネートも可能です。電気ストーブ・薪ストーブやベンチ形状も選択できますので、別荘のコンセプトに合わせたアレンジも。
別荘へのLOGSAUNAの製造・搬入・設置は、秀建がワンストップでお引き受け可能です。
室内にオーダー設置
高所得者向けのゴージャスな別荘には、室内にサウナを1からオーダー設置する方法もあります。サウナの効能は多くの起業家や会社経営者に注目されており、クオリティの高いオリジナルサウナを設置することで別荘の販売力を大きく高めてくれる可能性があります。世界に一つだけのオーダーサウナは、競合物件との差別化にも効果的です。
ただし、別荘のオーダーサウナに対応できる施工会社は多くありません。また、水風呂やととのいスペースまで含め、トレンドを採り入れた魅力的なサウナをつくるプラン力も求められます。高級別荘にサウナをオーダー設置する場合は、集客力の高い温浴施設づくりの実績が多い施工会社に相談することが大切です。
私たち秀建は、店舗施工のプロフェッショナルとして、これまで多くのサウナ・温浴施設づくりをお手伝いしてきました。トレンドを採り入れたサウナを別荘に合わせて、プランニングから施工までワンストップでサポートいたします。
サウナ付き別荘づくり成功のポイント
サウナを組み合わせて魅力的な別荘をつくるには、地域性やターゲットユーザーなどを踏まえて適切な方法を選ぶことが大切です。ここ数年サウナ市場の成熟が進みユーザーの目は肥えています。ただ空きスペースにサウナを設置しただけでは、競合物件に埋もれてしまう可能性が高いでしょう。
例えば、広い敷地でプライバシー性が高く、眺望が良い別荘なら、屋外のログサウナやガラス張りのオーダーサウナとの相性が良いでしょう。ただサウナを設置するだけでなく、別荘の魅力を高める組み合わせを考えることが大切です。サウナ本体だけでなく、水風呂の広さや温度、外気浴スペースまで含めたトータルコーディネートも必要です。
また、木材の品質や耐久性、信頼できるメーカーのストーブなど、サウナ本体の品質も重要なポイントです。安価で耐久性の低い製品は故障・クレームの原因になり、自社の評判を下げるだけでなく、せっかく注目されている別荘サウナの勢いを減退させてしまう恐れもあります。
サウナ付き別荘の建築や販売を検討する際は、なるべく実績が多くノウハウが豊富な施工会社に相談しましょう。
私たち秀建は、店舗・商業施設づくりのプロフェッショナルとして、これまで多くのサウナ・温浴施設づくりをお手伝いしてきました。
室内設置・屋外設置・オーダーサウナなど、別荘のコンセプトに合わせた柔軟なサポートが可能です。別荘への導入方法、費用なども含めて、どんなこともお気軽にご相談ください。