(株)秀建 編集部
おしゃれなオフィス内装事例3選|出社したくなる空間演出のコツ
社員の60%が職場にストレスを感じている、と言われているほどモチベーションに大きな影響を与えるオフィス。ストレスの原因は多々ありますが、おしゃれなオフィス環境に整えるだけで集中力が増し、社員間のコミュニケーションも取りやすく、よりクオリティの高い仕事ができるようになります。働き方改革を進めることももちろん大切ですが、オフィス環境こそ早急に整えることで会社の生産性や業務効率改善に繋がります。
今回のコラムでは、日々の仕事がもっと楽しくなり出社したくなるようなオフィスの内装事例と、おしゃれな空間づくりをする上で意識したいポイントをまとめます。新しいオフィスづくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・業務効率化を考えられた動線、コミュニケーションを取りやすい設計、快適な室温や湿度、適度にリラックスできる場所がある、などがおしゃれなオフィスの内装に仕上げるポイントです。
・おしゃれなオフィス環境を整えることは、会社に大きなメリットをもたらします。社員が出社したくなるような職場環境を整えて業績を上げていきましょう。
おしゃれなオフィスの内装事例3選
まずは、秀建が手がげたおしゃれなオフィスの内装事例をご紹介します。
事例① 食の研究所・開発基地機能を備えたオフィス
クライアント 株式会社リエイ
業務内容 設計・施工
食と介護の生活サービスの運営を主業務とされる、『株式会社 リエイ 様』の食の新拠点としてつくられたこちらのオフィス。
具体的なイメージ、運営方針、コンセプトなどを明確に示していただいたことで、その要望に向かって一つ一つ丁寧に具現化してきた事例です。
事例② 秀建エステート
クライアント株式会社 秀建エステート
業務内容 設計・施工
仲介や中古リノベ再販事業などを手がける、秀建エステートのオフィスです。
住まう方おひとりおひとりの笑顔を想像し、手間をかけたプランニングによる空間デザインを提供しており、新しい暮らしに対する希望を抱いてもらえるような空間に仕上げました。
事例③ コンサル機能も備えたオフィス
クライアント 株式会社IBJ様
業務内容 デザイン・設計、施工
大阪支店の移転による規模拡大プロジェクトとして、執務エリア・コンサルエリア・接客エリアの設計・内装工事・家具工事・電気設備工事を担当させて頂いたオフィス。
将来の拡大成長にも対応できる空間としたいというご要望から、複数のレイアウト検証を実施し、ご納得のいくゾーニングに。利用者の方も安心して足を運ぶことができる空間に仕上がりました。
出社したくなるおしゃれな空間づくりのポイント
社員が出社したくなるような、集中して仕事ができてしまうようなおしゃれなオフィスは、次のようなポイントをおさえて空間づくりがなされています。
ポイント① 落ち着く内装と色が持つ心理効果の使い分け
おしゃれなオフィスは落ち着く内装と色使いでまとめられています。特に色はメンタルに大きな影響を与えるとされているため、集中できるブルーややる気を高めるレッド、イエローなどを効果的に使うと良いでしょう。ベージュや茶色、オフホワイトはリラックス効果を高めるため、ゆったりとした気持ちで作業にとりかかる環境に最適です。
ポイント② 動線を整え作業効率アップ
オフィスには、おしゃれさと作業効率の両立が求められます。すぐに必要な書類を手に取れるような配置におしゃれなデスクと本棚を設計するなど、レイアウトを工夫することで社員の業務効率、生産性をあげることができます。作業効率が上がればひとつの仕事にかかる時間も短縮でき、将来的に残業時間を減らすことにも繋がります。
ポイント③ コミュニケーションを取りやすい設計
社員同士のコミュニケーションがしっかり取れていれば、情報共有が早くなり仕事をスムーズに進めていくことができます。ちょっとした会話がしやすく、必要であればテーブルを囲んで打ち合わせをしやすい、そんな設計にすることで動線が整い、報連相もしやすくなります。
囲むテーブルは肌触りが良く、資料も大きく広げやすいようにオリジナルで設計すれば一気におしゃれになるでしょう。
ポイント④ 集中できる環境が整っている
出社したくなる快適な環境は、見た目のおしゃれさだけでなく温度や湿度といった目に見えない環境も整っています。暑すぎる、寒すぎる、ジメジメする、といった不快を感じやすい環境だと集中力がさがり生産性も低下してしまうため、長時間過ごしていてもストレスにならないような空調環境を整えることが大切です。
ポイント⑤ 適度に植物を取り入れてリラックス
グリーンシャンデリアやテーブルプランターなど、オフィスに植物を取り入れることで集中力、生産性がアップします。
植物のないオフィスよりも植物のあるオフィスの方がストレスが下がる、視界に入る植物が多い方がリラックス効果が高まる、という研究結果があるほど、植物はオフィスに大きな影響を与えます。置くだけでもグッとおしゃれになるので、取り入れていくことをお勧めします。
参照:観葉植物のグリーンアメニティ効果の実証と室内環境デザインへの応用(平成29年・松本博)https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26289202/26289202seika.pdf
おしゃれなオフィス内装が業績にもたらす効果
おしゃれなオフィスなら確かにモチベーションがアップしそうですが、業績にはどのような影響を及ぼすのでしょうか。
来訪者に対するイメージ戦略
オフィスの内装は、働く社員だけでなく来訪者にも大きな影響を与えます。
例えばこちらのオフィスは、注文住宅やリフォーム、リノベーションを手がけています。足を踏み入れるだけでどんな家が出来上がるのかをイメージできますし、使用している素材や設備などを自分たちの新居に取り入れやすくなります。
わざわざ言葉で会社を説明しなくても内装が仕事内容を伝えてくれるため、仕事に対する認識の相違が生じにくくなります。特に来訪者の多いオフィスでは、オフィスがブランディングの役割を果たすことで信頼関係を築き、打ち合わせや商談がスムーズに進む、契約を結びやすい、といった業績に良い影響を与えることができます。
社風が伝わり安心感アップ
オフィスの雰囲気は、自分たちが想像している以上に社外の人に伝わります。商談のために訪れた会社が雑然としている、清潔感がない、空気がやたらピリピリしている、という状態になっていると、あまり足を踏み入れたくない、良好な関係性を築けそうにない、と無意識のうちに思ってしまいまうもの。仕事内容ではなく、オフィスで判断されてしまう可能性があるのです。
おしゃれで整ったオフィスなら、これらの懸念を振り払い自分たちの仕事を胸を張ってアピールすることができます。オフィスを見てもらい、話を聞いてもらう過程を経て安心して取引をする関係性を築くことで、オフィスを起点とした好循環が生まれます。
▶︎オフィスレイアウトのパターンが効率・業績アップを左右する理由
また、企業のリクルート効果にも大きく貢献していると言われています。リクルートに役立つ企業PR効果として、おしゃれなオフィスをGoogleストリートビューを利用して公開している企業が増えているのです。
働く環境を整えてモチベーション&業績アップを図るなら…
おしゃれなオフィス環境を整えることは、会社に大きなメリットをもたらします。社員が出社したくなるような職場環境を整えて業績を上げていきたい、業務改善のためにも生産性を意識したオフィスに改修したい、そのようにお考えであれば、一度ご相談ください。
施工のプロフェッショナルだからこそ、オーナー様やテナント様のニーズに合わせた工事を進めていくことができます。オフィスの移転、改装、拡張における不安や疑問などはお気軽にお問い合わせください。